症例報告 腰痛(左お尻から太ももにかけての痛み)

皆様こんにちは!桑名市江場の痛み・しびれ専門整体院「ハイブリッド治療院EVA」の院長 高田です。

今回の症例は、腰痛(左お尻から太ももにかけての痛み)、側弯症による胃の圧迫感で来院されたSさん、60代、女性の方です。

以前から腰痛はありましたが、我慢して生活していた所、職場や家族から姿勢が曲がっていると言われ背骨が側弯していることに気付いたようです。徐々に症状もひどくなり、少し歩くだけでも左お尻、太もも後ろに痛みが出るようになりました。知人に紹介してもらった整体に行くも、納得した施術が受けられず、ネットで探され当院に来院されました。

 

「孫と旅行に行きたい」との希望があり、当院でも痛み無く歩けることを目標に施術していきました。

 

姿勢は立位、座位ともに側弯がみられていました。脚長差もあり、右足が短い状態でした。猫背姿勢で座っていると胃の詰まった感じがあるとのことでした。慢性的な肩こりの訴えあり。腰の痛みの為、仰向けで寝ることは難しい状態でした。

 

ケンプテスト(座位)左側では左腰部に痛み出現。右側では左腰部に筋の伸張痛あり。

腱反射の亢進はみられず、感覚検査も左右差はみられませんでした。

 

腰椎の3番4番、腰椎5番仙椎1番の棘突起間に圧痛が強くみられました。

モーションパルペーションでは頚椎、胸椎、腰椎部で動きの硬さがみられました。

 

仙骨左後方、左仙結節靭帯、仙腸靭帯に圧痛あり。

 

腹部触診では胃、横隔膜、回盲弁に圧痛あり。

 

筋力検査では左大腰筋、左右の大殿筋に筋弱化がみられました。

 

評価結果より、

デスクワークが中心であり、右側にあるパソコンに身体を捻じって作業をしているとのこと。そうした歪んだ姿勢で仕事を続けていたことが側弯や腰痛に繋がったと考える。

また下腹部臓器は重力により常に下がる力が働くため、慢性的な肩こりや脊柱・骨盤部への負担がかかっている予想した。

そのため、立位姿勢では腰椎の伸展が過剰に起きてしまい歩行時の腰痛を引き起こしていると考えた。

 

施術内容:

(初回)

まず脊柱の動きの改善が重要と考え、頚椎、胸椎、腰椎にモビライゼーションを実施。

 

胃や横隔膜に対して緊張が和らぐ位置に誘導して保持する。

 

脊柱起立筋に対してカウンターストレインで緩む位置で保持する

 

初回では楽な感じはあったが、根本的な腰痛には改善みられず

(3回目)

1回目の施術に加えて、後頭骨のズレを筋膜を使ってアプローチ

回盲弁に対して抵抗感の強い方向を探してその位置を保持。

脚長差は軽減、背中を伸ばしやすくなってきたと。

 

(6回目)

仰向けで眠れるようになってきたとのこと。

うつ伏せにて大殿筋の収縮が強くなるよう頚椎~骨盤帯の調整をおこなう。

アプローチ継続

 

(8回目)

うつ伏せでの骨盤の左回旋は減少、頚椎の側弯も減少してきている。

足根骨の動きを出し荷重バランスを調整していく

 

(12回目)

「歩いても腰の痛みが無くなってきた!」との報告あり。

立位・座位での側弯はあるも、脊柱の柔軟性は改善してきている。

左お尻の痛みはあるが、普段と変わらない生活が出来るようになってきたと。

アプローチは継続とし、定期的にメンテナンスとして通ってもらう。

 

後日お孫さんと旅行に行けたと嬉しい報告がありました(^^♪

 

脊柱や筋肉の硬さがあると、すぐには痛みは改善していきません。しかし身体は少しづつ変化していき、ある所で痛みを感じなくなります。途中で諦めてしまわないよう、身体に起きた変化をキッチリ伝えていくことの重要性を感じました。

今後も多くの方を救えるよう日々研鑽していきます!

 

これからも皆さんに「頼りになる存在・場所」と想われる整体院を目指して精進して参ります。身体のことで気になることがあれば気軽にご相談くださいね!

 

最後まで読んで頂きありがとうございました(^_-)-☆

 

ハイブリッド治療院EVA 院長 高田

 

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